フィナンシャルプランナーで経理マンの徒然日記

経理マン歴15年のフィナンシャルプランナーです。節約術や投資など資産形成に役立つ情報を発信していきます!資格マニア(10個以上)、趣味はレトロゲーム収集、読書、映画、散歩。中小企業診断士取得に向けて勉強中です

手形を紛失してしまった経理マンの話

手形というものをご存じでしょうか?

売り先から、「〇〇月〇〇日にいくら払います」と記載された紙のことです

支払う場合でも手形が使われています。

価値を持つので有価証券に分類されています。

 

さて、この手形は、郵便局員から、簡易書留などで直接手渡しされるものなので、

いかんせん、紛失リスクが伴います。

 

実は、勤めている会社でも、過去に手形を紛失しそうになりました。

いつもは財務部員が郵便局から直接受け取るところを、たまたまそばを通りがかった人が代わりに受け取り、あとで経理に渡そうと机に置いたままにしてしまい、手形が放置されていました。

 

なかなか到着予定の手形が来なかったので、調べると、放置の手形を見つけてびっくり!受け取った人は、手形が入っているとは思わなかったそうです・

なので経理マンからすれば、手形の紛失がないよう神経を配っています。

 

さて、ここからは、元銀行員の方から聞いた、実際に紛失した話。

 

女性Aさんは、とある銀行の経理課で手形の受け取りと処理を担当していました。

ある日、1枚の手形を受け取り、いつも通り保管、・・したはずでした。

が退社前に手形のチェックをするとその手形がない!

 

銀行では、手形がないと社員総出で探すそうです。

退社も一部を除いてストップして、ごみ箱に間違って捨ててないか、ポケットやらどこかに入ってないか、とにかく全員で調べます。

長い間探していましたが、一向に見つかりません。

とうとうAさんは泣き出してしまいました。

 

となりの席のBさんは、Aさんの机をくまなく探しました。

そうすると、とうとう手形が見つかりました。

 

どこにあったと思いますか?

Aさんの机とBさん机の間には、1,2ミリほどの隙間があり、

そこに手形がスポッと入ってしまっていたそうです。

 

嘘のような本当の話です。

 

まあ、今後は手形廃止となり、電子債権といって、手形の代わりとなる、紙のない証券にとって代わりますので、そのようなことはなくなると思いますが、

大手の銀行でも、そんなミスがあるんだなあと、その時はしみじみと感じたものです

 

ではまた!

 

 

 

 

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