経理という仕事について
「経理って何やっているだろう?」・・・そんな疑問を持っている人は多いだろう。
経理が存在しない会社などないだろう。
それは、企業がお金を増やしてく回していく以上必要不可欠な部署だからだ。
会社の血液と呼ばれる「お金」を扱う部署である以上、経理担当者を慎重に選ぶのが普通である。
悲しいことだが、時折ニュースで「経理担当者が会社資金を私的流用」、「ベテランの経理部長が会社資金を横領してギャンブル代として使っていた」などが出てくる。
経理はこのような事件が起きやすい部署だ。
「ベテラン」「その道一筋」「社長から信頼されていおり管理は一任されていた」など、聞こえはいいが、その人しか知らないことなどは、不正の温床となる。
このような事情から、「経理部長が退職」という情報は与信不安として危険な兆候だ。
なぜかというと、経理部長は、企業の成績、今後の成長、資金繰りを把握しているので、
倒産が現実味を帯びてくると、倒産前に退職することが多いからだ。
風の噂だろうが、取引先からの何気ない話・・このような情報を銀行はしっかりとみている。